こんばんは~すだちです。ここ数日、下書きを書いては公開せずに埋もれている記事を書いています。終わりまできれいに書けないんですよね、ふわっとしすぎてて書きたいことが書ききれてない中途半端さというか。もやもやしたまま公開する(時も沢山あるけど)のもなんだかなぁと思うのでスルーしています。
研究室へ向かって歩くときとか、大学の友人と会うときなどに「あと大学に行くのは何回なんだろうな」とか「あと何回この人に会えるのかな」なんて考えるようになりました。そこから色んなことに思考が飛んでいくんです。パタパタと。
題名はシンプルですが、大学生活で学んだことについて少しずつ書いていきたいと思います。軌道に乗ればいくつか考えているテーマがあるのでシリーズ化しようかな、なんて思ったり。自分の忘備録用って思えば気楽に書けるよね。
レールの上から外れる可能性はあちこちに転がってる
大学4年の春、とあることがあって*1精神的に病んでしまいました。それまではカウンセリングとか心療内科とか元気な自分には縁もないだろう、というか存在さえもちゃんと知らないくらいに元気だったのですが、それがある1つのことによってガタガタと崩れていったんです。
そのことを考えると不安とストレスで押しつぶされそうになり、一時期は日常生活を送ることが困難になるほどに。カウンセリングに通いながら療養する日が続きました。
他のことをしていればなんてことないのですが、その「問題」について考えたり話さなくちゃならないことがあると不安でどうしようもなくなってしまいました。将来に関わることだったので、軽視するわけにもいきませんでした。
メンタルの強さにはそこそこ自信もあったのに、昨日まで順調だった日々が一気に壊れることがあるんだということを知りました。解決策を模索するのにも時間がかかり、一時は大学の中退まで考えましたがなんとかふんばって今ここにいます。
逃げることも大事
今まで人生の大きな選択において「逃げる」という選択をしたことはあまりありませんでした。小6の転校直後に不登校になりかけたことはありますが、それもなんとか乗り越え、女子特有のゴタゴタとかもあったけど中高とも普通の学生生活を送れていたんじゃないかと思います。だけど上で書いた問題を解決するために、私はそのストレスの要因から「逃げ」ました。
去年はドラマ「逃げ恥」が流行りましたが、その題名通り「逃げる派恥だが役に立つ」こともあるんだなぁと実感したのがこの出来事です。
変な所でプライドが高いので「逃げる」選択をするのにはすごく勇気が必要でした。逃げたことによって周りから何か言われるんじゃないか、新しい所でうまく受け入れてもらえるのだろうか、等考えることはたくさん。今回は周りのサポートもあってうまく逃げられたんじゃないかなぁと思います。自分で思ってる以上に選択肢って用意されてる。
そっか、つらくなったら逃げてもいいんだ、そんな発見もありました。
人によって受け止め方は違う
今まで縁のなかったカウンセリングに行き繰り返し言われたのが「人によって受け止め方が違うから、すだちは自分のことを責めなくていいんだよ」という言葉です。人によってキャパも違うし、真面目な性格だからこそひとつひとつの言葉を重く受け止めすぎちゃう傾向にあることも分かりました。
例えば人に「ウザい」と言われても、笑って受け流せる時と深刻に捉えて悩んじゃう時がありますよね。それは人によっても違うし、自分の中でも色んな要因が絡まってつらいときと平気なときの差ができる。
同様に私とAさんが同じ状況で同じように辛い目にあったとしても私はへっちゃらでAさんはものすごく傷ついているかもしれない。だから「私は大丈夫だからAさんも大丈夫だろう」みたいな安易な考えに走ってはいけないんです。そして落ち込んでいつも通りのパフォーマンスができないAさんを責めてもいけない。
今まで私は「自分ができるんだからAもこれくらい耐えられるでしょ」みたいに考える節がありました。人に押し付けていたかは別として。この経験を通して自分の思考に関してすごく反省したし、自分を思いやってくれた周りの人にはすごく感謝しています。
これから仕事をしていく上でも大事なことを学べたんじゃないかなと思います。
今回はメンタル的なところからこんな感じで。思ったより重い話になっちゃったかな。今では復活して元気に活動しているのでご心配なく!逃げ続けてはいるけれど、そんな生活にもなれました。心に蓋をする技術が高まってきた気がするのでこんな経験も悪くはなかったかもと今では思います。
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*1:就活ではない