ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

「普通の女の子」になりきるということ

先週から毎朝ヘアアイロンを使って前髪を巻くようになった。この年になってようやく、ヘアアイロンと仲良くなるべく少し前進している。どう考えても遅すぎる。

今日はヘアワックスを買ってきた。家に帰って、お風呂に入る前に髪の毛をくるくるしてみる。恋人の希望でショートヘアでふわっとくしゅくしゅしている髪型にしてみたいと思ったからだ。わたしは生粋のストレートヘア。今まで髪の毛を巻いたのは成人式の日だけである。

 

見よう見まねで家にあるヘアアイロンで髪の毛を巻いてみる。全然うまくいかない。理想の形はあるのに、何度挑戦したって全然うまくいかない。そりゃそうだ、だってやり方が分からないんだもん。YouTubeで「ショートヘア アレンジ」と検索する。一番上に出てきた動画を見て、まずは外ハネ、その次内ハネ、なんて手順を頭に入れる。

でも、手に持っているヘアアイロンの形が違う。わたしのヘアアイロンはストレート用。動画の向こうにいる女の子は円形のヘアアイロンだ。(円形、なんて表現している時点でわたしの美容に関する知識のなさが露呈している)

そりゃぁうまくくるくるならないよなぁ、無理にもほどがあるよ、なんてちょっと落ち込む。ストレートアイロンで少しだけトライして、それでも全然上手に手が動かなくて、理想の5%にも到達できていないような。

ヘアワックスを手に取って髪の毛に馴染ませてみる。ベトベトする感覚がどうも苦手だ。

結局訳の分からない、そして最初と大して変化の感じられない髪型になった。そのままお風呂に入って、髪の毛を洗って、元通りのわたしになった。

 

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「普通の女の子」になることが難しい。

きっとわたしと同じ年代の女の子は、ヘアアイロンを駆使して、かわいい髪型にしたりヘアアレンジを楽しんでいる子が大半だろう。そして、それは世間から自然と要求される。

わたしは頑固だし、ヘアアレンジやファッションに大して興味を持っていなかったから、今までそういった方面の努力をほとんどしてこなかった。

恋人から「こんな髪型にしてほしいな」とリクエストがあり、ちょっと頑張ってみようかなと思った次第である。

 

ちょっと前に髪の毛を染めて、今もそれは継続しているのだけど、お金がびっくりするほどかかるからどうしたものかなぁと思っている。

美容院で髪の毛染めて、整えてもらって、ヘアアイロンとワックス買って、髪色に合わせて眉毛のメイクもしなくちゃならない。

「普通の女の子」たちは、それに当たり前のようにお金を払って投資して、自分を磨いているのだろう。でも、そっちの世界へ一歩足を踏み出すと、びっくりするほどお金がかかるようになって、唖然としている。

賢い子は、節約しつつも上手にやりくりしているのだろう。

着ている洋服だって、わたしはほとんどお金をかけていないけれど、きっともう少しいい服を着ていてもおかしくない年齢になってるんだろうな、なんて思う。

 

「普通の女の子」になるのは難しい。少なくとも都内のあちこちにいるような平均的な女の子になるためには、お金と努力が欠かせない。

わたしはわたしらしくいたいし、何かに媚びているわけでも、ブランド物に興味があるわけでもないけれど、それでももう少しかわいくなって、恋人に「いいね」って言ってもらいたいなと思う。

 

だれかに基本の「キ」からヘアアレンジの方法教えてもらいたいな、いつも行ってる美容院で聞いてこよっかなと思ったりもしているんだけどね。

かなりスローペースだけど、ゆっくりと前進していきたいな。めざせ女子力アップ!