ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

からっぽ

1年に一度のこの季節がやってきた。
血が沸騰するような、懐かしさに痺れるような、心臓がぎゅっと張り裂けそうな、そんな気持ちになるこの時期。

 

かつての仲間と1年に一度、理由がなくても集まれるこの時期。今までの私はこの時期を心待ちにしていて、「楽しみ!」っていうプラスの感情しか湧かなかったのに、今年はどうも気乗りしなかった。
誘われた時に「めんどくさいし、遠いから行くのはいっか」という感情しか浮かばなかったり、なんならもう少し近場でやる飲み会でさえも行くのを渋ってしまうほどに。
一体なんなんだろう。

 

インスタに懐かしい仲間がたくさん登場して、楽しそうにしている動画を何回か見たけれど一切羨ましいなぁ、とかって感情も浮かばなくて、私の心も廃れてしまったなと。
大人数の人に一気に会うのが疲れちゃうのかな、だとしたら人と会うのは控えようかな、なんて思ったり。

 

地元に戻って、地元の友達と飲むことがめっぽう増えたんだけど、居心地が良くて楽しくて、わざわざ人がごちゃごちゃしてるところより、空が広くて、お店も空いてて、すぐ家に帰れる場所で気の合う少人数に会う方がいいのかもしれない、なんて思ったりして。
大好きだったのになぁ、大好きなんだけどなぁ。

 

バカみたいな夏の灼熱地獄が終わって、お散歩に心地いい季節になったけど、私のすぐ近くには気軽に「散歩行こう」なんて誘える人はいなくって、誘ったらきてくれる友達は何人かいるだろうけど誘う元気もなかったりして、ただ横になってウトウトしながら休日が終わる、なんてことが多々ある。
ひとりで遠出してもいいんだけど、その時に発生する出費を考えて、「やっぱやめとこ」ってなってしまう。
余暇に回すお金が全然ない、無駄遣いしてるつもりはないんだけど、貯金のことや将来のことを考えると全然遊びに使う余裕がなくて、こんなんじゃ若者元気にならないし、結婚だってしたくてもできない人たくさんいると思う。生活には困らないけど、それは最低限の生活ができてるだけで、余暇でパーっと遊びに使おう、なんてならない。

 

30近くになって結婚できる気配がなかったら、ペット可の部屋借りて猫を飼うのが目下の目標だったりする。

 

お出かけも写真も文章書くのも、好きで好きでたまらなかったのに、どれにも最近は興味がまるでなくなっていて、疲れてるのか、興味がなくなったのか、なんなのか、って感じ。

寂しいだけなのかもしれない、本当は毎週末飲み会の予定入れたいけど、財布の中身を見て大人しく家に帰って、本を読むかYouTubeを見るかの繰り返し。たまにジムに行くとか。
すぐに会える距離に彼氏がいればいいけど、それは無い物ねだりだからと自分に言い聞かせる。気分転換とか上手にできたらなぁ。

 

***

 

世の中には「自分の話を聞いてもらいたくてたまらない」ひとがたくさんいて、というか誰もがその願望を持っているのだろうけど、私はそんな願望が強い人たちの話を聞くことが多い。
私が自分から話しまくるタイプじゃなくて、じっくり話を聞いてくれるから、そしてなんとなく相手が欲しい答えとかも分かってしまうから、私に話しやすいんだろうなぁとか思ってしまう。

 

大抵の場合、ギブアンドテイクで会話は成り立つと思っていて、話を聞いてもらったら話を聞いてあげるし、自分の話をとにかく聞いて欲しい!って思った時に泣きつく友達(私はあまり人に泣きつくタイプではないのだけど)の話はいつだって聞いてあげたいと思う。
男友達の終わりのない相談を聞いている時、「ギブアンドテイクとは、、こいつ話を聞いて自分に都合の良い相槌を打ってくれる人なら誰でもいいのでは、、」と思ってしまう事があって、うーむと思っている。


「頼れるのはすだちと〇〇くらいしかいないんだぁ」と言われると悪い気はしないけど、モヤッとしたものは残ってしまったり、疲れてしまったりするんよね、
別にその友達のこと嫌いじゃないし、むしろ仲はとてもいいと思ってるんだけど、最近はカウンセラーの気持ちにしかなれない、言葉のキャッチボールは大事だぞと、なんだか上手に言えないけどコミュニケーションって難しいね。

 

結論は出てるけど、いまひとつ踏ん切りがつかなくて、背中を押して欲しいだけ、って相談がどれだけ多いことか。いや、私もそれをしていることがたくさんあるから人のこと言えないんだけどさ、結局相談して返ってきたアドバイスが自分の理想とかけ離れてたら「全部それは違う」ってなる事が多いよね、柔軟な思考とか気持ちを維持するのはたいへんだぁ、、

今日はそんな感じ。モヤっとする11月のはじまりでした。