ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

「真面目すぎる」性格による弊害

私はよく周りから「真面目すぎる」という評価を貰う。
誉め言葉の時もあれば、ネガティブな意味で言われることもある。
かなりの割合で言われることがあるから、多分間違ってないのだと思う。自分の中ではそんなに真面目だとは思っていないのだけど。
 
でも確かに、悪いことをしていい気持ちにはならなかったし、お酒だって二十歳になるまでは手を付けなかった。
仕事では上司の指示に従う必要がある。1年目の私にとっては「?」なことも沢山あった。絶対にはたから見れば意味のない、無駄な仕事だと思うことだってやらなければならない。
ここでははっきりとは書けないけど、私の中の倫理観としては割とグレーなことをやることもあった。仕方ないことだし、やる必要はあるとは思えるのだけど、納得ができない。ほかの人が聞いたら「え?」となるようなことだった。少なくとも企業に染まりきってない私の立場から見た時には「これおかしくない?」と疑問を覚えることだった。
周りに聞いても「これが普通だから」と答えるし、やるべきなんだとおもう。でもほかの人に上手に説明することはできない。納得がいかない。おかしいと思う。
 
微妙な立場だった、スルーして、思考を止めて、イエスマイロードの世界で、言われたことをただやるだけのマシーンになればこんなに考えてつぶれることもなかったのだと思う。
あまりにも、納得してできる仕事が少なかったのかもしれない。社会の裏側というか、こう、黒い部分を見て、それに加担して、そんな自分に失望していった自分が確かにそこにいた。
法律違反とか、本当にまずいことではないのだけど、自分の倫理的に納得のいかないこと。ぐるぐる頭の中で考えて、これをあと40年も続けるのかと思ったらだめになった、溢れてしまった気がする。
 
うまく割り切ってできる人は優秀だ。私は「真面目過ぎる」から、ひとつひとつ考えて、納得しないともやもやして、ぐるぐるして、時が来ると頭がパンクしてしまう。
 
本屋に行って、自分の業界の本を手に取ってみた。文字が、読めなかった。興味のある内容のはずなのに、全く読めない。30秒で閉じてしまった。
私は元居た業界に戻るのを拒絶しているような気がする。
「どうせ○○なんでしょう」とか「○○って書いてあるのはきっと嘘」とか、悪いことしか浮かんでこない。
すごくひねくれてしまったような気がする、でも、それが今の私だ。
 
もうちょっと人生気楽に生きていきたいのに。
休職し始めて1か月が経とうとしている。戻ることを考えると、本当にしんどくなる。未練があるのかないのか、新しい道に進むのか、まだぐらぐらと揺れている、そんな日々。