ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

いつぞやのなんでもない話

夢を見ていた。

おばあちゃんちの最寄り駅に降り立つ私。空中1mくらいの高さを飛行しながら、周りの人を華麗に避けつつ、おばあちゃんちへと向かっていた。空を飛ぶ爽快感。おばあちゃんちへ着いてベルを鳴らすも誰も来ない。そこで目は覚めた。数秒なのか数分なのか分からない金縛りに襲われた。金縛りが解けた後、ようやく熟睡することができた。

 

翌朝。

お腹と腰にカイロを1つずつ貼る。レンジでチンするタイプの湯たんぽを3つ拵えて、自分のベットへ向かった。ガツンと襲ってくる腹痛と、突発的に襲ってくる吐き気との闘いである。トイレとベットを何往復もして、ぐったりとする自分。出すものを出し切って疲れたのかようやく眠りにつけた。痛みを回避するには、寝てしまうのが一番だ。

 

本を読む、お昼ご飯を食べて、YouTubeを見る。そしてまた寝る。気が付いたら夜になっていた。腹痛はまだチリチリと続いていたが、朝よりはマシ。

ジムに行けない日は、なんとなく身体を持て余してしまう。ボクシングがしたい。音楽に合わせてパンチやキックをする爽快感がたまらない。

筋肉痛が消えてしまった。筋肉痛がない日はなんとなく物足りないと感じてしまう。背中や肩や足の筋肉痛はいずこ。次にジムに行けるのは数日後である。

 

かっこいいパンチが打ちたい。キックもバランスを崩さないで、スパっと決まるようになりたい。アイドリングからのジャブ、ジャブ、ストレート。フック、キック、回し蹴り。

最初は動きについていくだけで精いっぱいだったけれど、段々慣れてきた。鏡で確認する自分と、トレーナーの動きは何が違うのか。どうして自分の動きはダサくて、トレーナーの動きはかっこいいのか。自室にある小さな鏡の前に立って、スローモーションで動きをマネしてみる。ぜんぜんしっくりこない、なんでだろう。かっこよくなりたい、シュッとした、かっこいい女性になりたい。

 

身体を動かすことは楽しい。本を読むことも楽しい。文章を書くことも楽しい。好きな人たちと話すことも楽しい。美味しいご飯を食べることも楽しい。

毎日すべてができるわけじゃないけれど、自分指標の「楽しい」を大切にしたい。

 

痩せたい。かっこよくなりたい。認めて欲しい。褒められたい。

そういったシンプルな感情を見つけることにも時間はかかるものである。