ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

生理を言い訳にしたくない

突然ですが、私は生理が重いです。高校生の頃は重すぎて婦人科に行って診察を受けたほど。

【前編】生理痛が酷すぎて婦人科に行ったら高校生には刺激が強すぎた話 - ずぼら女子奮闘記

【後編】生理痛が酷すぎて婦人科に行ったら高校生には刺激が強すぎた話 - ずぼら女子奮闘記

食事中やこの手の話が苦手な方はリターンするのが賢明かもしれないです。別にいいよ~という方だけ先にお進みください。

 

生理痛が重くなったと感じるようになったのは確か高校生になってから。腹を何度も殴られているような鈍痛、キリキリ痛む腰痛、お腹はゆるくなり毎回下痢、エンドレスに続く吐き気と嘔吐。

とてもじゃないけどトイレから出て来れる状態ではなく、学校に行けない日も結構ありました。無理して学校行くこともできるかもしれないけど、確実に途中で周りの人に迷惑をかけてしまいます。

ベットに寝ていても、お腹の痛さにのた打ち回ることしかできず普段は温厚な私が口にしないであろう悪態をついている状態です。一度旅行中に生理になって、一緒にいた友達に「あのすだちが…悪態ついてる…!」と驚かれたこともあります。誰のせいにもできないこの痛み。マジでほんと何とかしてくれ。痛くて眠ることもできない、トイレとベットの往復を繰り返すのみ。毎月嘔吐と戦っていたので、まるで吐くのに抵抗がなくなりました。お酒飲みすぎてもスムーズに吐くことができるのは唯一プラスな点かもしれない(ひどい)

普通に月経困難症の症状に当てはまってると思います。痛み止めの薬も服用しているのですが、吐き気がすごいと薬飲んでも戻しちゃうから意味ないんですよね。年を重ねるごとに、生理が始まってどれくらいの時間が経つとこの症状が出る、腹痛はこれくらい耐えれば少しは軽くなる、なんていう自分のリズムが分かってくるようになりました。別にそんなこと知りたくもなかったんだけど。もうすぐお腹痛くなるから薬飲んでおこう…なんていう風に自分をマネジメントできるようにもなったけど、重いときは痛み止めを飲んでもベットとトイレの往復です。

何度女に生まれたことを恨んだことか。母親に当たってしまったことも数知れず。マジで申し訳ない。

 

「二十歳を超えると生理痛は軽くなるよ」という言葉を色んな人からかけてもらって「そうか…二十歳までの辛抱だよねがんばる」と思っていたのも昔の話。若干軽くなったような気もする(痛み止めを計画的に服用するようになった)けど、やはり日常生活に支障をきたすことには変わりはありません。

数か月前、一度だけ信じられないくらい生理痛が軽いときがありました。腹痛も吐き気も一切なく、生理特有のお腹の重さみたいなのもない。出血量も普段の1/3以下なんじゃないかと思うほど少なく「生理が軽い人ってこんなにハッピーなの?むしろこんなの生理じゃなくない?ついに私も生理が軽い人になれたのかぁぁああいやっほぉおおおお!!」とものすごく喜びました。生理中なのに生理じゃないみたい。世界にはまだ希望があった。ありがとう神様。

生理痛も個人差があるから、私が日常生活に支障をきたしていることに疑問を感じている女友達も少なくありませんでした。「生理痛?大変なんだ~お大事にね」と声をかけてくれる子もいますが、あまり納得している様子じゃない。「生理痛とか大したことないでしょ」という心の声ダダ漏れ。同情の言葉が欲しいわけではないんだけど、学校休まざるを得ない状態になるからどんな形であれ迷惑をかけてしまうんですよね。申し訳なさを感じながら迷惑をかけていました。

だけど、生理がこれだけ軽かったら私の生理痛の重さなんて多分わかりゃしないだろうって思ったんです。想像することはできるけど、あくまでも想像することしかできなくて。出産のときの痛みとか、つわりの辛さとかを語った記事を読むことがよくありますが(普通に興味があるので)やはりその大変さはまだ経験したことのない私にとって「想像する」ことしかできなくて、実際にその痛みを経験した人同士しか分からないことってたくさんあるんだと思います。労りの言葉をかけたり、気遣ったりすることはできるかもしれないけど、本質的に理解することは実際に自分が体験してみないと分からない。それでも痛みや辛さには個人差があるから、本当に寄り添うことって難しいんだと思います。

 

話は戻りますが、軽くなったと思った生理痛。翌月には普段の3倍パンチで帰ってきてくれました。人生そんなに甘いもんじゃないね。トイレとベットの往復で一日以上潰れる日。あーあ、短い間希望を見せてくれてありがとうって感じです。

 

学生のうちは生理痛で一日くらいダウンしてもなんとかなるけれど、社会人になったらそうもいかないからどうしようかと考えてます。割と生理痛とかについて他人に話すことには抵抗がない人種なので、女友達とか彼氏とかに学校を休むときや体調が悪いときには正直に話しています。男友達にはわざわざ話すことではないかな~と思うので普通に体調が悪くなった、と言っていますが。

先生に連絡するときも、基本的には男の先生だったら普通に体調不良ですと伝えるし、女の先生だったら生理痛ですと伝えることもあります。なんていうか無意識でその人の性格とか考えて伝える内容を変えてる気がする。女の人でも、嫌味を言ってきそうな人にはわざわざ生理痛ですとは伝えないし、男の人でも奥さんとかがいて理解がありそうな人には正直に伝えたり。仮病だと思われたくないんだもん。

高校生の時に無知の状態で婦人科に行ってひどくトラウマになってしまっているので、抵抗があるのですがもしかしたらもう一度受診して月経困難症なりなんなりの診断を貰っておいた方がいいのかもしれないな、とは考えています。社会人になったらお腹が痛かったとしても這ってでも職場には行こうと思っていますが、どこで迷惑をかけてしまうか分からないなぁと思ったり。吐き気凄いのに満員電車とか乗れなくない?って思っちゃいます。職場で突然ぶっ倒れないとは言い切れないし。

職場に理解があるといいなぁ~技術職だから男の人ばっかりな気がしてるんだよなぁ~

理不尽な思いはある程度経験してきているけれど、余計なことに気を取られたくないし、ピルを服用することも考えてもいいのかもしれない。だけど毎日薬飲むのめんどくさいんだよね。

 

生理痛がひどくてよかったなと思えることはほとんどないけれど、同じように生理が重い人の気持ちが分かるのは良かったのかなと思う。万が一自分が仕事しにくい環境だったとしても、自分が少しずつ上の立場になったときに環境をささやかに変えることくらいはできるような気がしているから。自分の後輩くらいは守ってあげられる社会人になりたいなぁ。そんなに社会は甘くないのかもしれないけれど。

いつか生理を言い訳にせずにすむ生活ができるようになりたいです。その頃にはきっと他に何かを抱えるようになっているのかもしれないけど。

 

ああー!悔しい!お願いだからこの先の生理痛どっかに飛んで行ってください!一生この痛みから解放されるなら100万払います!出世払いで!!!

 

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