ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

東京駅的雑感

打ち合わせをしながらちらちらと時計を盗み見る。このペースじゃ間に合わないな…時間をずらそう、と決断するは予定の1時間半前。トイレに行き、こっそり新幹線の時間を変更する。乗車20分前まで時間の変更が効くスマートEXの恩恵を思いっきり活用する。
遠距離恋愛中の社会人の強い味方だ。

鬼のスピードで仕事を片付け、週明けでいい仕事は全て放り出し、退社。
周りの人にニヤニヤされながら「行ってらっしゃ〜い」と言われつつ、早足で駅へ向かう。
電車を乗り継ぎ、東京駅へ。金曜日の夜の東京駅はどこか浮き足立った雰囲気がある。
スーツケースを引くサラリーマンや、旅行客に紛れてわたしも東京駅へ降り立つ。

駅に併設されているコンビニで温かい缶コーヒーを買う。黒人の強そうな店員さんが笑顔で「ありがとうございます」と言ってくれた。都内のコンビニの外国人の割合はここ数年で跳ね上がっているように感じる。
出勤前に購入したパンと缶コーヒーを携えて改札をくぐり抜ける。
スマートEXのカードとSuicaを重ねてタッチするだけで改札を通れるという優れもの。紙の切符を券売機で購入しなくていいメリットは大きい。

窓側の指定席へ。東京駅を出て都内から多摩川を超えるあたりまでの都内の景色がとても好きだ。昼は街の様子が、夜はキラキラとした夜景が輝いて見える。
新幹線から見える景色と地名がだいぶ結びつくようになってきた。グーグルマップを片手に、外の景色を見るのがすごく楽しい。

ちょうど冬の夕焼けの時刻、赤から紺色へのグラデーション、ずっと遠くには富士山のシルエットが見える。胸を突かれるような感動が急に襲ってくる。久しぶりにゆっくり見る夕焼けはとても綺麗だった。
前の席に座っているサラリーマンが写真を撮っていた。わたしも同じことを思ったよ、すごく綺麗だよね、と心の中で馴れ馴れしく話しかけてみたりする。

コーヒーを飲んでいたら、新しい白パーカーにこぼしてしまった。おニューの白パーカーへできる茶色い染み。いつか絶対白いパーカー汚してしまうと思っていたけれどこんなに早いとは。新幹線の中では、なす術無し。
うじうじ悩んでも仕方ないと割り切り、開き直ってコーヒーを飲む。

横浜を過ぎても隣の席に誰も来ないときは当たりの回だ。そんな機会滅多にないけれど、気持ち的にすごくゆとりのある旅になる。

辺りが暗くなってくると、新幹線の中からは景色はほとんど見えない。読書をするか、スマホをいじるか、睡眠に励むか。
睡眠に励むこと約2時間。到着駅が近づいてくる。

荷物を降ろして、降車の準備。周りの人に迷惑をかけないように慎重になる。
パンパンに膨らんだリュックとトートバッグを持ったわたしが新幹線を降りた瞬間、貴重な休日が始まった。

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