ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

いちにち

まるでだめな一日だった。

「だめな一日」なんて、だれが決めたわけでもない、勝手に自分で決めつけているだけだ。少しだけ柔らかい表現にしようと思う。「まるでなにもできない一日」だった。

 

朝、目が覚めても体が動かなかった。すぐにやってくる睡魔に身を任せ、10時まで滾々と眠った。最近は朝からちゃんと起きられるのに、また戻ってしまったのか。10時に再度目が覚めて、それでも起き上がることは出来ず、ベットの中でスマホを弄っていた。11時30分、なんとか起き上がり朝ごはん兼昼ご飯にサンドイッチを作って食べる。作り置きの鶏ハムとレタスとチーズを、こんがりとトーストした食パンに挟んで食べる。味噌汁と、かぼちゃの煮つけ。

昨日からやりたいと思っていたことがたくさんあった。台風19号の記録、部屋の片づけ、避難バックの再作成、書類の整理、ブログの執筆、資格の勉強。やりたいと思うことが出てきたことは、いいことだと思う。それでも、何もできなかった。ご飯を食べた後は、ずっと横になるだけ。まるで抜け殻になったかのように、布団にくるまっていることしかできなかった。久しぶりに強めの「しょんぼり」がやってきて、ひたすらに耐えることしかできなかった。寒い。でも、気圧が下がっているわけではない。理由も見つからず、耐えるだけ。

18時、少し調子が戻ってきたので、散歩に出かけた。40分ほど、近所を散歩。

19時30分、夕食。ハンバーグを食べた。オーブンで焼きたてのハンバーグは美味しい。

夕食後に、少しでも何かできたらいいなと思っていたけれど、やっぱり無理だった。ベットとご飯の往復しかできない。ベットの上でもひたすらに包まっているだけ。ちょっとYouTubeを見て、ドラクエウォークのレベル上げをして、それ以外はずっとひたすら包まって、耐える、耐える、耐える。

昨日、薬を飲み忘れたかもしれない、という疑惑を思い出した。いつも眠る前に薬を飲んでいるのだけど、昨日はいざ電気を消して、横になった後に「あれ?薬飲んだっけ?まだ飲んでないんだっけ?」と急に不安になった。確認するすべもなく、かといってもう一度飲んで普段の2倍の量を服用する方がまずいと思ったので(医者からも言われているので)、そのまま寝た。今でも、昨日薬を飲んだかどうかは分かっていない。でも、薬を飲み忘れていたのだとしたら、その反動が大きく出た結果の今日だったのかもしれないと、ふと思った。精神系の薬って効果がどれくらいあるのか実感しにくいけど、やはり薬の効果はあるんだなぁと感じた。

台風19号疲労も残っていた。恐ろしいほどに精神をすり減らした2日間だった。台風が去っても、川の水位が下がらず、ずっと頭をフル回転させ、川の水位が確認できるサイトを見続ける2日間だったからだ。これは完全なノロケなのだが、台風が去った後、「川の水位がこれから増えるから怖くて眠れない」という私に対して、遠くに住む恋人が「今寝ておかないと、いざというとき逃げられないよ、僕が水位は確認してるから、万が一危なくなったら電話で教えるから、ゆっくり眠って」と言ってくれた。実際に徹夜で水位を見ていてくれたらしく、翌朝目が覚めて(結局携帯が情報を伝えるためのアラームで目が覚めた)連絡した私に「大丈夫だったよ、ずっと起きてて眠いからちょっと寝るね」と言ってくれた。私の性格を把握した上で、遠い場所からでも色々と支えてくれる自分の恋人はサイコーである。

とは言っても、やはり神経が過敏になっているせいで、台風の2日間は30分~2時間の睡眠を2,3回取っただけだったので、疲労はそこそこ溜まっていたのだと思う。

大きな被害も出ているし、全く休まずに救助活動や支援活動をしている方も大勢いらっしゃる。私の友人も、最前線で働いている。ずっと働き続けている方たちには頭が上がらないし、被害が出た地域の方が、一日でも早く元の生活に戻れるように祈っている。

 

少し話が脱線した。

気付いたら0時になっていたので、お風呂に入ることにした。久しぶりに入浴剤を入れて、半身浴をしてみたら、だいぶ元気になった。お風呂はいい気分転換になる。お風呂を出て、髪の毛を乾かし、このブログを書いている。

ブログを更新したら寝よう。何もできなかったけど、ブログを書いたぞ。たったそれだけ、でも今日も一日生きていたから、それで十分。

呼吸が続くことは決して当たり前ではない。でも今は、じっと呼吸をし続けることしかできない。弱いけど、とりあえず、生きる。