ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

南の家

自宅にいても、ちっとも筆が進まないので、30分ほど歩いた先にあるカフェへ来ている。
環境を変えたら少しは文章が書けるかなと思ったけれど、そんなこともなく、ただただ、慢性的な疲労が蓄積されていくだけの、そんな時間が過ぎていく。うーん、諦めて家に帰った方がいいかな、どうしようかな。
工業地帯が近くにあるせいで、まち全体の空気がどんよりとして重い。深呼吸をしても、田舎に来た時に得られる新鮮な空気を吸えるわけでもなく、人口が減っている、どんよりとした暗い空気が蔓延している。人が少ないのはいいけれど、圧倒的車社会の中、横断歩道で待っていても、車は一向に止まってくれないし、駐車場で轢かれそうになる。知り合いはひとりもいない。誰かにうっかり会うリスクはないし、すっかり油断しているので今週は一度もメイク自体をしていない。SNSを見る頻度もものすごく落ち、ドラクエウォークのレベル上げをひたすらやる日々だ。有意義なのかどうかはわからない。
少し前に行った、楽園のようだった、美しい土地に行きたいと思う。何度も何度も夢に見る。ほんの少ししか滞在していないのに、わたしはすっかりその土地に心を奪われた。今まで行った旅行先の中で、圧倒的に素晴らしく美しい場所だった。


親しい友達から「集まろうよ」と声がかかり、日程を調整する段階になって、提示できる日程が圧倒的に少ないことがわかった。二拠点生活をしていると、会いたい時に会いたい人に会えないという事案が出てくる。わたしは、まだ今のライフスタイルになったということをあまり人に伝えていなくて、説明が少しややこしくなることがある。引っ越す時って誰に伝えるんだろう、誰にも告げずに、ひっそりとその土地を後にすることだってできるのだけど。SNSで簡単に連絡が取れる今、ちゃんとした事案の報告を誰にどうやってするか悩むことがよくある。大事な人には直接伝えたいけど、その範囲が難しい。取らぬ狸の皮算用になるかもしれないけど、この先、そういった報告事項が出て来た時にどうしようと思う。


あぁ、毎日何を食べるか考えて、スーパーに食材を買いに行って、料理して、洗濯して、食器洗いして、まるで専業主婦のような生活。ひどく落ち込んでいたわたしに「今しかできない、専業主婦の気持ちを味わえるのも今だけだよ、それは将来にきっと活きるよ」と教えてくれた人。いろんな人の期待を裏切りたくないし、うまく動いてくれない身体と脳みそと心、まずはバランスを取り戻したいのだけど、1日で数時間だけ帰って来てくれるその時間で、できることを少しずつやっていきたい。


(南の家にて)