ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

ある日の夜

気圧の低下が落ち着いてきた深夜11時、そっと布団を抜け出した。

雨の降る日はまだ慢性的に調子が良くない。今日は頭痛がしっかりとやってきた。ずっと寝ているだけの生活は、悔しい。

布団を抜け出したわたしは、髪の毛をまとめて半身浴へと向かう。湯船に浸かった瞬間から、身体の力が抜けていき一度リセットされる感覚になる。お風呂に入るまでは面倒だけど、入ってしまえば極楽であること。頭では理解していても、行動に移せるかはまた別問題だ。

身体をほぐしながら、今日良かったことを考える。揚げたての鰯のフライが美味しかったこと。スーパーでぶりの刺身が安くて嬉しかったこと。ずっと待っていた手紙が届いたこと。あともうひとつくらいあったのだけど、忘れてしまった。

 

遠距離恋愛中の山下に、もしかしたらこの先しばらく会えないのだろうかと、ふと思った。いつもは次に会える日程が決まっているのだけど、その目途が立っていない。

ちょっと頑張れば、山下の住む場所へ行くことは出来るけれど、自分がコロナを持って行ってしまう可能性があると考えると、自重しよう、となる。今保菌していなくても、移動の際には確実に空港かターミナル駅を使用することになる。万が一自分が山下に移してしまったら、そして山下の家族や職場に迷惑をかけてしまったら、と考えると、とてもじゃないけど会うことは出来ない。

自分には今できることを、じっとしているということを。

家族であれ友人であれ恋人であれ、会いたい人に会えないのはしんどいなぁ、と当たり前のことを思う。自由であることは尊い

 

頭痛が復活してきた。今日はおとなしく寝よう。

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