ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

新生活をはじめます

突然ですが、4月から大学院へ進学することになりました。博士前期課程です。

もう27歳ですが、研究したいこと・学びたいことに出会ってしまい、紆余曲折の結果、大学院進学を決意しました。

 

このブログは、自分が大学4年生の頃に開設したもので、もう6、7年目?になります。

当時専攻していた分野とは全く違う学問分野に進学することになりました。

 

ここで報告するか迷ったのですが、「書きたいことを書く」と決めて作ったブログなので、大学院進学を決意した経緯や葛藤などを書き残そうと思います。

 

・年齢について

気が付いたら、もう立派なアラサーです。最短で修士課程を卒業したとしても、そのタイミングで29歳、30歳です。

結婚・妊娠・出産などを考えると、適齢期真っただ中。友人は結婚・出産ラッシュ。本音は今すぐ出産したい。(まぁまだ結婚もしてないんだけど)

修士課程に進学するにあたり、仕事は一回辞めることになったので、再び就職したとしても、社会人1年目のタイミングで果たして、出産できるのか?という不安がつきません。

子どもが欲しいと思っても、子どもが生みにくい身体になっているかもしれないし、体力は衰えるばかり。

自分の人生でやりたいことの優先度として「子育てをする」ことは昔から最上位に来ていることだけど、修士課程に進学したことで、出産の年齢が遅れ、もしかしたら「出産・子育て」をするチャンスを逃すことになるかもしれません。とはいえ、一度「出産・子育て」をしたら、しばらくは修士課程に進学することは難しくなってしまう。

めちゃくちゃ葛藤した結果、不確定な未来のことを思案するより、「20代のうちは自分のやりたいことをやろう」と決めました。

数年後、死ぬほど後悔しながらこのブログを読んでいるかもしれないけど、今の気持ちに嘘はついてないよ、今の自分としては最善の選択をしたぞ、と主張しておきます。

 

・周囲の反応

さすがに一人ですべて決定するわけにもいかないので、自分の周りの人に相談しました。最初はびっくりされたけど、自分の意志の強さ、今後の展望などを話し、最終的には応援してくれるようになりました。もちろん最終的に決定したのは自分ですし、自分の人生には自分で責任を持つ必要があります。当たり前か。

自分のやりたいことをやらせてくれる、それを許してくれる周囲の人には本当に頭が上がりません。大学院に合格したことを報告した時、家族は自分よりも嬉しそうに喜んでくれました。

 

・学問に打ち込めるのは贅沢なこと

一度社会に出てから、大学へ戻って学問に打ち込めるのは、本当に贅沢なことだなと感じます。

でも、社会を知ってから、再び学問をやり直すのってものすごく価値のある事なんじゃないかなと考えました。高校からそのまま進学した大学では、たくさんのことを学んだけど、授業や研究よりも、友人との遊びやサークル活動・バイトなどで得たものの方が多かったと思います。

社会人経験を経てから進学する大学院では、学問中心の生活を送ることになると思っています。先輩の話を聞く限り、週6で授業・研究になりそうです。最低でも週1日は休日を確保したいと思っていますが、どうなることやら。研究内容が、社会人経験を経て感じた課題を解決する方面の内容ということもあり、以前通っていた大学時代とはまた異なる視点・モチベーションで学問に取り組めそうです。少なくとも「学問をする」という観点では、モチベーションは雲泥の差です。冗談抜きで楽しみすぎる。

 

友人の99%は社会で仕事をする中で、大学院へ進学するのって、すごく贅沢だと思います。

でもこれが(社会人をしてから大学院へ戻って研究をすることが)当たり前にできる世の中になってくれたらと思っています。理系・文系に限らず。助成制度、たくさんできるといいなぁ。

 

・お金について

当面は奨学金で生活費を賄いつつ、貯金を切り崩しながら学費・教科書代・学会費などを捻出することになりそうです。普通に働いてたら、〇〇円の年収があって、○○円貯金できただろうに…と思うと悔しいのですが、自分の中の価値観として、お金の欲求より学問をしたい欲求が勝った結果なんだなと思っています。

大学院の場合、収入がない場合、かなり高確率で学費免除も狙えることも知りました。(大学院によるとは思いますが)

そして、なんとしてでも、奨学金の返済免除を狙いたいところ。研究頑張るぞー。

 

大学院へ進学する代わりに手放すものは、旅行と飲み会かなと思っています。

結婚式ラッシュだけど、ご祝儀代は気持ちよく出したいし、せっかく招待してもらった結婚式にはできるだけ参加したい。結婚式に招待されるのってすごく嬉しいから。

特に物欲のない自分が社会人として稼いだお金は、貯金と旅行と飲み会に使っていたけれど、その3本柱からは一回距離を置くことになりそうです。とはいえ、コロナで旅行と飲み会はまだしばらく息をひそめていそうだし、いい感じかな。たまには旅行も飲み会もしたいけど、頻度は絶対に落ちるだろうなぁ。

社会人をやっている友人たちの金銭感覚とのズレをどう補うか、みたいな課題にはぶち当たりそうな予感。とはいえ、こちら側の事情を説明して、理解してくれない人とは会わない・遊ばなければいいだけなので、あまり深刻にはならなさそう。Zoomで話せば無料だし、本当の友達は、公園のベンチでジュース片手に何時間でも話せる人たちだから。

 

思うところはこんな感じです。

生活水準は、学生の頃から特に高めたりしてないので(Youtube Premiumに加入したくらい)特に苦も無く院生生活を送れるかなと思っています。

数か月には「もうつらい・・・マジ無理・・・」と愚痴を書いているかもしれませんが。

 

そんな感じです。これからもよろしくです。