ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

GWとゲーム実況

GWが終わった。ものすごく健康的な生活だった。朝起きて、朝食食べて散歩して、勉強。昼食食べて散歩して、勉強。散歩してお風呂入って夕食食べて、勉強。寝る前に少し自分の時間を取ってリラックス。なんて理想的で真面目なGW自粛生活。

GW中の楽しみは、マリオカートのフレ戦実況動画だった。休憩時間に何人かの動画を楽しんで、また勉強に戻る。その繰り返し。どうしてこんなにマリオカートの実況動画にハマっているのかは分からない。でも、10年くらい前からずっと見続けている。中毒性が高いのだ。

自分にはできないような高度な技術。爽快感。圧倒的強者も、初心者も同じフィールドで戦えるゲームバランス。もちろん上級者と初心者では走り方は全然違うけど、アイテムがゲームバランスをうまいこと調整している。どんなに強い人でも、後ろの人が強いアイテムを引いたら負ける。

12人のオンライン対戦。通常は個人戦だが、2人組、3人組、4人組、6人組と自分たちでルールを作って対戦ができる。プレイヤーが工夫することで、何倍にも楽しみ方を増やすことができる。12人で対戦させるという、数字を決めた任天堂は天才だ。12という数字は公約数が多い。

6人で1チームになって通話で連例を取りながら戦う交流戦を見ていると「この人たちの頭の中どうなってるの?」と思わずにいられない。瞬間的に多くの情報を処理し、仲間の動き、相手チームの動きを見極めながら立ち回る。自分がプレイするときは、キャラクターの操縦だけで精いっぱいなのに、ゲームのうまい人たちは、会話をしながら、高度な連携を取りながらプレイしている。本当にすごい。視覚で情報を得、聴覚を使ってゲームの音とチームメンバーの声を聞き分ける。それらから得た情報を瞬時に処理し、必要な情報は口から相手に伝え、手を使ってキャラクターを操作する。チーム戦の時は、負けていても、雰囲気が悪くならないような配慮や言葉かけの工夫もみられる。常人のなせる業じゃないと思う。彼らの脳のどの部分が活性化しているのか(普通の人間とどう違うのか)、知りたいし研究したい。

 

同じ人の動画をずっと見ていると愛着が湧くし、気づいたらファンになっている。外に出る娯楽がない今、自分の生活の中の楽しみの多くをゲーム実況が占めている。GWにフレ戦の動画が投稿されると知った時は、ものすごく嬉しかったし、その動画を楽しみにGWは頑張れた。むしろそれが無かったら、GWの楽しみは皆無だった。

なにが自分をそんなに惹きつけるのか分からない。実況者のワードセンスなのか、自分にできないプレイがみられることなのか、ゲームの出す爽快感なのか。楽しそうにゲームをする雰囲気が体験できるからなのか。子どもの頃に友達と一緒にゲームをしていたあの感覚を、疑似的に味わえるからなのか。

惰性でYouTubeを見続けるのはやめよう、と思っているけど、好きなゲーム実況者の動画は毎日の楽しみとなり、自分にとって必要な娯楽である。

 

閉塞的な時間が続くけど、間違いなくインターネットを通した世界に救われている。インターネットの大海のすみっこに、ひっそりと書き残しておく。