先日発売された「ハリーポッターと呪いの子」のネタバレ感想です。
まだ読んでない方、この先はネタバレが入っているのでネタバレ無しのこちらの記事を読んでみてください。
【この先ネタバレ注意】
多分この先は私がハリポタについて書き散らかすことになると思いますがご容赦を。笑
まだ1回しか読んでない段階で書いているので修正点やこれ事実と違うよ!なんて点があったら指摘していただけると嬉しいです。
うーん、何から書いたらいいんだろう。一番最初に本を手にしたときに期待したのはやはり「仲良し3人組の掛け合い」だったと思います。
ハリポタシリーズの魅力っていろんなところに散りばめられているけど、私が好きだったのはハリー・ロン・ハーマイオニーの掛け合いだったんじゃないかと。読み始めて10年近くたってようやく気が付いたのかよ!って感じですが。
3人の掛け合いは相変わらず健在でした。ハリーの子供メインの話になっているのかなとも思いましたが、ちゃんと大人たちもガッツリでてきて安心。
ハリーの子供アルバス・スネイプ・ポッター(以後アルバス)とドラコ・マルフォイの子供スコーピウス・マルフォイ(以後スコーピウス)の冒険がメインになっているのですが、やはりハリー・ロン・ハーマイオニーの安定感が抜群すぎる。
勿論アルバスとスコーピウスの会話も素敵なのですが、登場するのが今作品から(死の秘宝の最終章で少し登場しましたが)ということもあってアルバスとスコーピウスに関する情報が自分の中で整理しきれていないんですよね。感情移入も3人組(ハリー・ロン・ハーマイオニー)の方が比べ物にならないくらいしちゃうし(そりゃそうか)
ロンが放つ一言が絶妙なんですよ、もう、ロン、最高かよ君は。読みながら何度も笑ってしまいました。彼氏から変な目で見られましたが気にしませんそんなこと。
3人や周りの人たちが19年後どうなっているのかも気になるところですよね。
ハリーは魔法省魔法法執行部の部長、ハーマイオニーは魔法大臣(なんてこった!)、ロンはウィーズリーウィザードウィーズ(WWW)の経営、マクゴナガルはホグワーツの校長、ネビルはホグワーツの先生になっていたり。
ハーマイオニーが魔法大臣になっているのは知らなかったので、普通に驚きました。それと同時に超納得。想像しただけで笑っちゃいました。
ロンとハーマイオニーがラブラブなのも見ていてニヤニヤ。タイムターナーの影響で2人が結婚していなかった時代にとんだシーンでも結局お互い意識していてなんというか、こう、ニヤニヤしちゃうんですよね。ボキャ貧で伝わらない。
ハーマイオニーが自分のオフィスの本棚にタイムターナーを隠していたことがバレてマクゴナガルに怒られるシーン、なんだか胸が痛くなりました。彼女は頭がいいから自分で考えて一人で解決しようとしたり物事を決定しちゃうことが多くあったと思うんです。その流れからのタイムターナーの自己管理。アルバスとスコーピウスに盗まれちゃって物語がどんどん進んでいくのですが、ハーマイオニーが自分で隠し持っておこうとした気持ち、わかるなぁなんて。周りに話したら処分せざるを得ないし、噂も回っちゃうし、万が一の時のために処分したら大変なことになるだろうし、みたいな。うまく言えないけど、昔自分も一人で突っ走って勝手に色々決めて痛い目をみたことがあったので当時の自分と重なりました。あぁー
ハリーとハリーの息子アルバスとの衝突を見るたびにハリーの性格は健在だなと思いながらハラハラしてました。短気でキレると何でも言っちゃう。自分の息子に「お前が俺の息子じゃなければよかった!」と言っちゃったシーンではもうこの話どこまで行くんだ、最終的に決別しちゃうの?なんて思ったりしましたが。自分には子供はいませんが、そんな一言絶対に言ってはいけないことくらいは分かります。あぁーハリーらしい。
ハリーには父親の記憶がほとんどないから何もかも手探りなんですよね。最後に和解するシーンで「ふつうは基準となる自分の父親がいる。それを模範とするか、反面教師とするかだ。私には何もなかった。ほとんどなかった。だから私は学習中なんだ。私は持てる力を全部注いで努力する。お前にとっていい父親になれるように。」と言っていました。その通りなんだな、と。ハリーとアルバスの苦悩が細かく描かれていてつらいシーンも多くありましたが、自分が将来親になる瞬間を考えると響いてくるものが多くありました。
一番驚いたのはドラコ・マルフォイとの関係です。死の秘宝の終わり方から考えると犬猿の仲もしくはもう絶対接触しないような仲になっているんじゃないかと思っていたのですが案外そうでもなかった。ハリーの息子アルバスとドラコの息子スコーピウスは犬猿の仲になるどころか唯一無二の親友になっているし。ハリーとドラコもいがみ合うシーンはあれど最終的には手を組んで敵に立ち向かいます。死の秘宝まで読んできた自分としては信じられない!ハリー・ハーマイオニー・ロン・ドラコだけのシーンだったりも多くあり、対応も大人な感じになっていて成長したんだか19年の時が何かを変えたのかなんなのか…まだ1回しか読んでないので2,3周目でじっくり読みながら考えてみたいと思います。
ドラコがハリーに「君たち3人のような関係が羨ましかった。君たちの輝いている友情が羨ましかった。僕は孤独だった、それが闇へと追いやった。ジニ―も分かると思う」というシーンがありました。この言葉を聞いて今までのドラコの言動だったりジニ―の気持ちだったりに少し近づけたような気がしました。なんというかドラコに一発ガーンと殴られた気分。めっちゃ成長してますよね、こんなことドラコが言うなんて今までのハリポタでは考えられない。
他にも書きたいことはたくさんあるのですが、初見でとりあえず1周読破した際に印象に残った点はこんな感じです。
わーーっと書きなぐったので乱文ですいません。
アルバスとスコーピウス、ハリーとアルバスの関係性には1周目ということもありあまり読み込めませんでした。やはり今までの既出のメンバーに感情移入しちゃいますよね。ああ。伏線回収うますぎ。ああ。
舞台用の脚本ということもあり今までの作品より読みにくさは若干感じましたが、きっとこれから何回も何回も読み直すことになるんだと思います。
炎のゴブレットと死の秘宝も読み直さなきゃ。
愛蔵版が出たらそれもぜひ買いたいです。きっとまた新しい情報なりなんなりが追加されてるんだろうな~
舞台も見たかったです。どうやって演出したのかとか超気になる。
きりがなさそうなので今日はこれくらいに留めておきます。
周りにもう読んでる人は見つかりそうにないのですが、いつか誰かと語れたらいいな…!

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