ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

日差しの下で

休業で静まり返った店舗の合間に、少しだけ光っている一帯がある。マクドナルドとスターバックスこの2店舗は、空港の主要インフラだ。コロナに負けずに開いている。空港ユーザーとしては非常に助かっている。

 
ハンバーガーとポテトを携えて、飛行機の見える展望台へ移動する。春、暖かくなってきたから、外でお昼ご飯を食べようと思えるようになった。
展望台も人はまばら。数組の家族やカップルが飛行機を眺めている。時折、エンジンのゴオォォという音が聞こえる。その音が、ここが空港だということを思い出させる。
子どもが金網にしがみつきながら、真剣に飛行機を見つめている。
夫婦がゆったりと寄り添いながら、穏やかな眼差しで飛行機を見つめている。
子どものこぼしたご飯を片付けながら、飛行機の音を聞いている母親がいる。
 
だんだんと日差しが出てきて、眩しくなる。
私は、お気に入りの音楽を聴きながら、少し離れたベンチでこの文章を書いている。
 
少し、飛行機の本数が増えた。でも、休業している店舗が戻ってくる気配はない。空港にある飲食店の休業がはじまって、もう1年が経つ。既にお店の原型を残していない店舗、閉店して全て片付けられてしまった店舗、休業という看板と食品サンプルが並んでいる店舗。
飛行機の飛び立つ間隔も、随分と間延びしている。これでも少しは増えたのか。
あまりにも外の空気が心地良くて、昼寝をしてしまいそう。昼寝をしたとしても、エンジン音が起こしてくれるだろう。ここは、そんな場所だ。