ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

氷破壊の儀式

雪が降った。久しぶりに数センチ積もった雪は、翌日になっても、翌々日になっても融けなかった。日の当たらない道路、滑る道路。このままでは車が出せない、歩くのが危険だ、放置していてもあと数日は融けないだろうと考えたのは、自分だけではなかった。休日の昼下がり、コンコンコンと氷を叩く音がする。スコップや高圧洗浄機を駆使して、なんとか道路にこびりついた氷をはがそうとしていた。自分も参加する。近所の人が総出となって、除雪作業を行った。こんなことは初めてだった。雪が積もったら、各々の家の前の雪かきはするが、雪が降り終わった数日後、近所の人総出で雪かき(氷の破壊)を行うシーンに遭遇したことはない。顔は知ってるけど、名前は知らない人。隣に住んでいて、いつもみかんをくれるおばさん。この人も、近くに住んでいた人なのか、とか思ったりしながら、作業を進める。それぞれ作業に熱中しているので、言葉数は少ないが、謎の連帯感を感じた。雪かきって近所の人たちと協力しながらやるものなのか。雪国って、閉鎖的で村社会的なイメージが強いけど(これはただの偏見)、雪かきとかで、必然的にご近所さんとコミュニケーションをとる機会が多いことも、地域の結びつきが強い要因なのかなとか考えたりした。マンションとかに住んでいたら、雪かきとかってしないのかな、しないよな、とか考える。管理人さんが雪かきをするのか、それとも有志の人がやってたりするものなのだろうか。近所の人とやる雪かき(氷の破壊)、悪くない。久しぶりにいい労働をしたなという気持ちになった。

リングフィットが5日連続で継続できている、背中というか肩がずっと筋肉痛である。今年に入って、動きに機敏が出てきた気がしている。生理前だからあまり激しい動きをするとすごく胸が痛いが仕方ない。この胸の痛さ、まじでどうにかなんないかな。

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夕日に照らされた木と ささやかな月