ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

真実はどこにある

悪夢を見る頻度が減った。それでも、ハッとさせられる夢を見ることはいまだに多い。

今日もその一つだった。あまりにもリアルで現実地味ていて、夢から覚めた後、夢だったと気付くまでにかなりの時間が必要だった。夢に出てきた相手にメールを送る必要があるかと思ったし、その相手に提出しなければならないものがあると思った。ちゃんと環境が今年バージョンにアップデートされているのも、恐ろしくリアルだった。

 

変わらない日々が続いている。

先日は通院日だった。数週間ぶりに化粧をし、電車に乗った。

いつもの病院へ着くと、受付にはビニールシートがかけられ、普段は締め切っている窓も換気用に開いていた。1時間ごとに待合室はスタッフの人がアルコール消毒を持って、丁寧に拭かれていた。このご時世、病院は混んでいるのかと思ったけど、想像よりは混んでいなかった。夜の時間帯の方が混むらしい。今の世の中の状況ではメンタルを崩す人が増えるのは仕方ないことだと思う。オンライン診療が普及してくれたらなと思っている。

 

街の人出は普段の4分の1と言ったところか。カフェで普通におしゃべりに興じている人がいることに驚きつつ、深く考えないようにして通り過ぎる。他人の行動を非難して、自分の気持ちが悪い方向に持っていくのは避けたいからだ。

部屋に観葉植物が欲しいと思っているのだが、残念ながら売っている店は全て閉店中だ。デパートもやっていない。

病院の帰り道にたい焼きを買った。モバイルSuicaで購入するから、お財布に触る必要はない。レシートは手渡しではなく、銀のトレーの上だった。久しぶりに外でおやつを買った気がする。ホームで食べたたい焼きはいつもと変わらずあたたかく、美味しかった。

 

帰り道に寄ったスーパーで食料品の買い物をする。隣にある本屋は辛うじて営業しているので前を通り過ぎる。

「感染防止予防のため立ち読みをしないでください」といった注意書きが多く貼られていた。大多数の人はそれを守り、必要な本を購入してすぐに立ち去っている印象だが、「立ち読みをしないでください」という案内が読めない人もいるらしい。確証バイアスがかかっているのかもしれないが、本屋で立ち読みをしているのはほぼ全員中高年の男性だった。本が読めるということは文字が読めるということなのに、どうして注意書きは読めないんだろう。

普段は立ち読みができるようになっている週刊誌が、全て立ち読みできないように包まれていた。本屋側としても苦肉の策だったことが伺える。

それ以上の思考は止めて、わたしは本屋の前を通り過ぎた。