ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

「書店ガール」を読んで本は本屋で買おうと思った話

通勤時間の暇つぶしはもっぱら読書派のすだちです。

ブログを書いたり、SNS見たりもするけど8割は本を読んでるのかな。

最近お気に入りなのが碧野圭の「書店ガール」シリーズです。

www.php.co.jp

ドラマ化もされていたから、名前だけ知ってる方も多いのではと思ったり。

ちなみにドラマは見てないので、どんな話になっているかは分かりません。

 

書店ガールは題名の通り、書店で働く女性が主人公になっているんですけど、これが面白い。

働く女性、ということで感情移入がしやすいのはもちろんなのですが、それ以上に書店を始め出版業界の裏側?実態?が分かるのが興味深い。

今まで私はどうやって自分の手元に本が届いているのかについてあまり考えたことはありませんでした。

ネットの普及によって紙ベースの書籍があまり売れなくなっているのは有名な話だと思うんですけど、出版業界の苦悩とか書店の工夫とか努力が分かるような、そして応援したくなるような話です。

私は書店ガールを読んで、本屋に行くのが10倍楽しくなりました。

その書店主体でやっているフェアとか、書店員さんの手書きのPOPを見たりとか、書店の細かな配慮を見ていると時間があっという間に経ってしまいます。

www.huffingtonpost.jp

最近はこんな話もありましたよね。

図書館ヘビーユーザーの私としては、文庫本が図書館で貸し出しできなくなってしまうと非常につらいのですが、出版業界のことを考えるとこんな要請も仕方ないのかなと思います。

ネットショッピングが普及して、本もネットで簡単に変えるこの時代。下手したら本屋ではなくネットの方が安く買えるそんな時代。

私は本を実際に見ながら買うのが好きなので基本的に本屋に足を運んで本を購入するのですが、金額が大きかったり重い本だったりするとネットに頼ってしまうことも。

だけど街中にある書店が減ってしまうのは悲しいことで、私の息抜きのひとつが書店が減少することによって失われてしまいます。

私は書店ガールシリーズを読んで、本や本屋で買おうと思いました。ネットは便利だけど、適正価格を出版業界に携わる人にしっかりと払いたいと思います。

ネットでしか買えない海外の本とかは仕方ないと思うけど。

 

話は少し逸れるけど、書店ガールを読むと本屋でめっちゃバイトしたくなります。学生時代に読んでたら間違いなく本屋でのバイトも考えただろうなぁ~

少しずつ読む著者の幅を広げていきたいと思っているけど、だいたい同じ著者の作品を猛烈な勢いで読んでしまいます。もしおススメ等あったら教えてください。

私の本棚には有川浩東野圭吾重松清・碧野圭・あさのあつこ石田衣良等の作品が多く並んでます。傾向的にはそんな感じ。

 

書店ガールシリーズ、現在6巻まで出ています。メインの舞台は吉祥寺。巻数が進むに従って少しずつ舞台や主人公も変わっていって、出版業界に携わる色んな立場の人の話が読めます。

最近の私の一押しシリーズなので、ぜひ読んでみて下さいね!