ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

淡路島と吹奏楽

10月某日、明石海峡大橋が望める淡路SAに私はいた。

 

念願の明石海峡大橋を見に関東から淡路島へ。
渋滞に巻き込まれ若干の疲労感とともに着いた淡路SAで想定外の歓迎を受けた。

休日ということもあり、多くの観光客で賑わっていた。そしてお祭りをやっていた。
観光協会だか淡路島だかが主催のお祭りで玉ねぎの重量当てゲームや阿波踊りのステージなど、様々なイベントが行われていた。


SAとかでやってるイベントってあまり賑わっているイメージが無かったのだが(移動途中に休憩で寄る程度の需要だから滞在時間もあまり長くないのではという勝手な推測)淡路SAは賑わっていた。
子供を対象にした企画も多くあり多くの家族連れで行列ができていた。

 

私はお目当の明石焼きを買い、せっかくだから明石海峡大橋を見ながら食べたいということで橋が臨める外の広場のようなところに出た。
広場でも催し物がやっておりちょうどお昼過ぎ、地元の高校生による吹奏楽の演奏が始まった。
コナンやルパン、プリキュアなど子供から大人まで分かる有名な曲が多く素敵な演奏を聴くことができた。
そして、その演奏にひどく感動した。

 

私は音楽に明るいわけではないため、専門的な知識があったりするわけではない。小学生までピアノを習ってはいたが、もう10年以上触っていないので素人も同然である。
どうやら私は昔から大人数での演奏に感動する傾向がある。
クラス対抗の合唱コンクールとか吹奏楽部の演奏とか、全員で真剣に音楽を奏でている姿を見ると鳥肌が立つ。そしてちょっと泣きそうになる。
音楽の上手い下手は私に判断することはできない、よほどのことがない限り私には上手に聴こえる。
なんだろう、人数のパワーなのか、表情なのか。

 

淡路島の高校生の演奏では曲の紹介やソロパートも多くあった。
堂々としている子、少し恥ずかしそうにしてる子、私から見ても緊張具合が伝わってきてこっちまでハラハラしちゃう子、色んな高校生がいた。
色んな性格の子が集まって一つの音楽を作り上げてるのは愛おしいことだと思った。

 

今回は時間の関係で淡路島にゆっくり滞在することはできなかったため、自分の中で再訪を誓っている。
また淡路島に行くことがあったらぜひ彼女たちの演奏を聴きたいと思っている。

 

ホールのような音響システムも、超満員の会場でもなかったかもしれないけど、明石焼きを頬張りながらバックにに明石海峡大橋と瀬戸内海を見ながら聴いた演奏がとても素敵だった。
数週間経っても鮮明に覚えているあの景色はずっと忘れないと思う。

 

淡路島の高校生の皆さん、素敵な演奏をありがとうございました。
当人達には届かないだろうけど、ここでひっそりとお礼を述べさせてもらいます。

 

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