ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

夢のような戯言

旅行しながら仕事がしたい、夢のような戯言である。
満員電車に揺られながら片道1時間半かけて会社と家の往復をする毎日。

 

ブログをやっていると、フリーランスや副業で成功している人の記事を見かけることも多い。
色んな場所を飛び回りながら、好きなことをして仕事をするのはきっと楽しいと思う。かと言って自分がそんな場所へ飛び込めるかと言われたらそんなことはできないだろう。

 

私は知らない土地へ行くのが好きで、そこでご当地グルメを食べたり、ちょっとマイナーな場所を訪れたりすることに楽しみを感じる。
老後はキャンピングカーを買って日本一周の旅に出るのも悪くないな、と思っているがそんなの後40年以上先の話だ(私の世代の定年はどうせ70歳か75歳に引き上げられているだろう)。下手したら50年以上先かもしれない。

 

社会人になった今も月一ペースで旅行に出かけているが(彼氏が遠距離という理由もある)、もっと色んな場所に行きたいと思う。1泊2日ないし2泊3日だと物足りないと思ってしまう。
学生の頃は5日くらいかけて山陰横断とか九州半周とかやっていた。
月一の旅行は私の最大の癒しであり、ストレス発散であり、生きがいである。旅行に行けなくなったら、なにを生きがいに生きて行けばいいか分からない。

 

旅行しながら仕事ができたら最高じゃん、なんて思って現実逃避に色々調べてみたりしたけど、あまりにも現実的じゃない。そして、旅行が仕事になってしまったら、旅行することに今ほどの価値を見出せなくなってしまうのかな、とも思う。
例えば旅ライターになったとして、この旅行で何本書かなきゃいけない、なんて状況になったら心から旅を楽しめるかというとそれは分からない。そりゃあ普通の仕事よりは楽しいかもしれないけど、プライベートで行く旅行と仕事で行く旅行は違うと思う。多分私は、人から指示されたことを書くのは苦手だ。

 

だからやっぱり今の仕事をサラリーマンみたいに続けて、休暇で旅行に行くのが一番現実的で自分に合ってる方法なのだと思う。
1年くらいお試しでやってみるのはありかな、とも思うけど。お試しで旅に出た後はまた今の仕事に戻りたいもんな〜あ〜〜って感じ。

 

伊能忠敬みたいに、日本の海沿いをずーっと歩いて回るやつとかやってみたい。ひたすらローカル線に乗り続けるのもあり。
地方の自治体が財政破綻する前に、どんな現実があるのかを知りたい。東京のキラキラした部分しか見てない私は、日本の現実の1%くらいしか知らないと思う。
老朽化が進んでるインフラとか過疎化が進んでる村とか広大な自然とかそういうのをまるっと見てみたい。

 

ここ数日、妄想が止まらない。いったいいくら貯めたら長期的な旅に出られるのだろうか、とか、再就職先はどうするべきなのか、とか。
一時自分の中で勝手に盛り上がってるだけだから、現実的ではないと分かっているけれど、妄想は捗る。
もうちょっとふらふらしてから就職すれば良かったかなぁ、なんてね。