ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

人生初 たけのこ下処理デビュー

実家から採れたてのたけのこが届いた。

たけのこ、タケノコ、筍。どの表記が一番見やすいのだろう。

毎年恒例となっているたけのこ掘りは今年も実行されたのだろう。ぐんぐん伸びていく竹林の管理も大変だ。毎年たけのこ掘りに行くと、たけのこを掘ってる時間より、伸びきった竹を切ってる時間の方が長い。

 

実家にいたころは母に任せっぱなしで、一度もたけのこの下処理を手伝ったことはない。掘るだけ掘って、満足して、たけのこ料理を食べるだけの子どもだった。料理するとしても、下処理が終わって、あとは切れば料理に入れるだけの状態になっていた。

糠を一緒に送ってくれたので、今回は白ごはん.comを参考にして、糠と唐辛子を入れてゆでることにした。

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まずはたけのこの土を洗い流し、下1/5程度を切る。包丁が全然入らない。入るけど、進まない。我が家にある包丁では太刀打ちができないか。なんとかギコギコ格闘して、切断する。火が通るように切れ目を入れて(これも大変)、鍋へin。

3本届いたのだが、ありがたいことに?素晴らしいことに?立派なたけのこだったので、我が家の鍋に一度に収まることは不可能だった。1本ずつ茹でることにした。

水をたくさん入れて、糠と唐辛子を入れる。強火でがーっと煮て、沸騰したら落し蓋をして弱火でふつふつと。それぞれ2時間くらいずつかな。

竹櫛が通るようになったら、そのまま鍋に冷めるまで放置。冷めたら皮をむいて、いらないところを切断して、水(最初はゆで汁)につけて冷蔵庫で保存。

我が家の小さい冷蔵庫の中に、たけのこの居場所を作り出すだけでも一苦労。小さなサイズの冷蔵庫でよくやってると思う。えらいぜ。

部屋中がたけのこクサくなったので必死に換気をしている。なかなか強烈な香りを放ちますね。

 

今晩はたけのこスペシャル御膳。しそとみょうがをトッピングしたたけのこご飯、牛肉とたけのこを炒めたやつ(牛肉なんて滅多に買わないけど、今回はちょっと奮発)、たけのこの土佐煮あたりを作ろうかな。酢の物もありかも。きゅうりがあったはず。

 

あんなに大きな塊でやってきたのに、茹でて皮をむいたら食べられる場所はほんの少し。手間もものすごくかかるし、たけのこが高い理由が少しわかった気がする。

コロナ禍で時間が普段より多くあるからこそできる営みでもあるんだなと思った。たけのこの下処理、贅沢な時間だ。

 

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