汗をかく季節になった。
汗をかきながらジムまで歩いて行き、いつものレッスンで身体を動かした。マシンでは今までより負荷を重くしてみた。久しぶりに筋肉が唸っているような気もする。
わたしはとても汗をかきやすい体質で、その上顔に汗をかくので夏は地獄である。まだ5月だというのに、ジムに行くまでにそれなりに汗をかき、レッスン後に鏡を見たら髪の毛と顔面が絶望的な状況になっていた。前髪はもはや大事故。
汗かいてもあまり影響のない髪型にしたい。前髪なんとかするしかないかぁ。
髪の毛を乾かしながら、前髪どうしたらいいのかを考えてみる。裸眼だと前髪を横に流してもいい感じに見えるけど、メガネかけてる状況で前髪を流すと、なんか変なのだ。似合わない。超真面目系の人に見えてしまう。
どうしたものか、こんなに汗かかなくてもいいのに、と自分の体質を半ば恨みながらジムを後にした。
ジムの帰りにアイスコーヒが飲みたくなって、コーヒーが美味しいという話を聞いたことのあるカフェへ行くことにした。
歩いていると風がとても心地よい。このちょうど良い気候がずっと続けばいいのに。
きっとあっという間に夏がやってきて、ありえないくらいの猛暑に今年も苦しめられるのだ。いつも使っている日焼け止めが無くなりそうなので新しいものを買い足す必要もある。暑さ対策のグッズも今年はバージョンアップさせていきたい。
冷えピタを大量に消費する季節がやってきそうだ。
夕暮れ時にカフェに着く。
日が伸びたと思う。冬ならすでに真っ暗な時間。
テラス席も解放されていて、窓も大きく開いていて、やわらかい風がお店の中まで入ってくる。本当に気持ちがいい。
アイスコーヒーをゆっくり飲みながら、今この文章を書いている。
穏やかでていねいな生活がしたい。
のだろうか?わたしはふだんの生活に何を求めるのか?
正直、今の生活スタイルがすごく気に入っていて、心地よいと思っている。欲を言えば恋人が近くにいてほしいと思うけど、もうそれ以外に強く求めていることってないのかもしれない。
仕事して、お金もらって、恋人や友達とおしゃべりして、旅行に行って、の繰り返し。
いつまでもこんな生活が続くとは思っていないけど、今この年齢のわたしにとって、最適化された生活だと思っている。
ライフスタイルはその人や年齢や環境によってそれぞれ違う。わたしは、自分の置かれた環境で少しでも心地よい過ごし方を探していきたい。
GW中、半年ぶりにネイルをした。
GW後、仕事がはじまるのでネイルを落とした。
そして昨日の夜、再びたった2日間の休みのためにネイルをした。別に特別な予定が入ってるわけでもないのに。
爪がツヤツヤしてるの、悪くないと思う。
こんなことは、自分の生活にゆとりがあるときしかできない、そしてそういった"オシャレ"的行為に未だに少し抵抗感を持ってしまう自分にとっては大きな一歩だと思う。
不器用だからまだ上手にできないけれど、少しずつ上手くなっていけばいいなと思う。
やっぱり自分は自分の年齢より数年、遅れていると思う。きっとこういうことを普通の女の子たちはもっと早くからはじめたり、楽しさに気づいているのだろう。いつも"遅すぎる"ような気がしている。しょうがないじゃないか。
アイスコーヒーが美味しいので、今度恋人を連れて来たいと思った。
自分の周りにあるささやかな幸せを大切にしていきたい。