ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

ともだち

ともだちってなんだ。
私は、本当にいい友人を持ったなと感じる週末だった。
 
1か月以上前から予定していた友人との会、まさか私がこんな状態になるなんて約束した当時の自分も想像していなかったし、久しぶりに会う友人も私の状態なんて誰が予想できただろう。
幸いなことに(?)ここ数日は精神状態が安定していて、この調子なら友人にも会えるだろう、と思い行ってきた。
そして、想像以上の収穫を得て帰ってきた。
 
久しぶりに会うと、まず近況報告をする。薬の関係でお酒が飲めないから、その時点で友人は不審がる。
そこで私の爆弾を投入。みんな驚くのだけど、だからと言っていつもと態度が変わるわけじゃない。
普段通りに話を聞いて、笑い飛ばすところでは笑い飛ばしてくれる。真剣なアドバイスもくれる。
みんな励ましてくれて、同じような状況になっている友人もいたりして、お互いに話を聞きあって励ましあった。
 
「すだちがまさかこんなことになるなんて」
「他人事じゃないんだな」
 
こんな言葉をとても聞いた。と、同時にやはり同じような状況下に置かれている友人もいて、こんなことはどこにでも転がっている、全然レアなんかじゃない話なんだと思った。
先輩が、同期が、話を聞いてくれて励ましてくれて、数年前と同じような感覚で話せて、とってもパワーをもらった。
どうしてこんなに元気になれるんだろう、ここは優しい世界だと思った。
 
みんな社会に揉まれて、消耗して、でも踏ん張って生きて。
でも生きるために仕事はするもんじゃない。仕事を人生の中の一番にしてはいけない。
大学時代のサークル活動は自分の中での一番だったけれど、仕事は一番にしてはいけない。
 
「社会は案外優しいから、色んな制度があるから」
「しっかり考えて、納得する道を進むんだよ」
「いろんなことを同時進行で進めるのもありなんだよ」
「とりあえず心を休めるのが先決だね」
 
いろんな言葉をかけてもらって、慰めてもらって、同情してもらって。
帰り道、ぽろぽろと泣きそうになってしまった。
 
ともだちってこれだ。つらいときにつらいんだって伝えて、よしよしって励ましてもらうんだ。
私が今回は寄りかかる方だったけど、いつか誰かが寄りかかってきたときに、よしよしって言えるように、そんなともだちでありたいと強く思った。
 
色々考える、いっぱい考えて頭がパンクしそうだけど、神様がくれた休憩時間だと思って、一日一日を大切に過ごしていきたい。
ともだちってすてきだ。