ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

仕事人間になるのが怖い

社会人生活が始まってもうすぐ5か月目に突入する。

少しずつ仕事も覚えてきて、視野が広がってきたと思う。だけどすごく恐れていることがある。

「仕事人間になるのが怖い」のだ。

 

最近帰宅するのが非常に遅い。残業を毎日3~4時間ほどこなし、翌日の自分に全てを任せ帰宅する。家に帰ると23時を過ぎている。

家に帰ってできることはシャワーを浴びて、ベットに転がり込むだけ。なんとか6時間の睡眠時間を確保し、朝6時に起床し眠い目をこすりながら会社へと向かう。

自分の時間が1秒も確保できていないのだ。

遠距離中の彼氏と電話する時間も必然的に減った。

 

総合的に見て、仕事は楽しいと感じている。しんどいことももちろんあるけど、人間関係が比較的良好なのは精神安定上、非常に重要な要素であると感じている。

ただ、拘束時間が長い。プライベートの時間がない。

平日に友人や職場の人と飲みに行く暇なんてこれっぽっちもないし、前任者は休日出勤もしていたという話を最近聞いた。休日出勤まですることになってしまったら、自分の時間はいよいよなくなる。

「毎日を生き抜くのに必死で、プライベートのことを考える余裕が全くない」と先輩は言っていた。

忙しさに一定の波が合って、この時期を乗り越えれば少しは楽になる、みたいな指標があればまだ頑張れると思う。しかし、自分の場合慢性的に人手不足な業種に飛び込んだため、仕事が楽になる気配は一切ない。

残業代も今はまだ全額出ているが、これ以上残業時間が増えたらそうもいかなくなるだろう。

 

「ものすごい仕事人間になりそうだよね、すだちは」なんて友人から言われたこともあった。自分でもそうなると思う、と内心思っていた。

ここ1,2週間はひたすらに定時で帰りたいと思いながら仕事をし、結局終わらず「しんどいなー」と思いながら残業をする日々が続いている。

この日常に慣れてしまうのがとても怖い。休日以外の日は100%仕事、下手したら休日も仕事、みたいな人間になってしまったらとてもうすっぺらい人間になると思う。

ぶっちゃけここ2か月、平日にまともな夕食を摂った記憶がない。仕事しながらおにぎり1つをかじるだけで終わらせている。

 

精神を病んでいるわけでない、体はいたって健康だ(と思う)。ただ、日曜日のこの時間帯になると「また5日間仕事だけで終わる日が続くのか」とすこしだけ憂鬱になる。

仕事に行くのが嫌なんじゃなくて、仕事が嫌なんじゃなくて、ただただ定時で帰りたい。定時じゃなくてもいいから21時には家について、ゆっくり夕食が食べたい。と最近思う。

 

定時であがって、20時前に帰宅して、お風呂入ってご飯食べて、21時くらいからTV見たりブログ書いたり彼氏と電話したりして23時頃寝るのが私の理想の平日。

きっとこんな人間らしい営みができていない人が世の中にはわんさかいるんだと思う。

どうやったら日本が明るくなれるのかなって、最近考える。未来の社会に希望は少ない。

もうちょっとみんながゆとりある生活で、ハッピーになれるような、そんな社会構造を作るのってものすごく難しいと思うけど、難しいと思うからこそ現実をありのまま受け入れて、思考停止するのが一番楽なんだけど、なんだかなーと思う。

普通にこの生活続けてたら、結婚する余裕も、子供作る余裕も、そんな時間どこにもないなって思ってる。やりたい仕事に就けたから頑張るけどさ、難しいね。

日本人は働きすぎだと思うよ。仕事を増やしすぎだと思う。

 

なんだなかなぁと思う今日この頃でした。週休3日がデフォルトになる世界になってほしい。切実に。